ABOUT

田舎町、飲屋街の片隅にある古い酒場。

店のジュークボックスから流れるムード歌謡が子守唄。

水商売の子という偏見と差別、劣等感、怒り、寂しさを感じていた幼少時代。

歌が大好きで、テレビの中の歌手を見ては

『いつの日か、スポットライトに照らされて、私も拍手喝采を浴びたい。』と思うのだった。

そんな少女の秘めた想いは、現実では忘れるしかなかったが、

その憧れは、長い時の流れに消えるはずなく、静かにくすぶり続けていた。

そして今、歌で自分を表現する事が私の生きている証だと、ようやく自らの心を解き放ち、

心の声を唄にして歌う。

オリジナル代表作『太陽と火の鳥』『魂ふたつ』『ワルツ』など。

他、1960～70年代のフォーク・歌謡曲などのカバーもYouTubeで公開している。